活動報告

御嶽山噴火より11年目

 

2014年(平成26年)9月27日11時52分に御嶽山が噴火してから11年目を迎えました。
改めて犠牲となられた皆様のご冥福と、未だ行方不明となられている5名の方が発見されますことをお祈りします。
それまで務めていた青年局長の次の仕事として、内閣府大臣政務官(防災担当)を拝命して間もなくの災害でした。
私は現地対策本部長として派遣されましたが、一刻も早い救助救出のために、噴火活動継続中の山頂へ自衛隊・警察・消防の皆さんを派遣する時のギリギリの判断と気持ちを忘れることは出来ません。また、過去に参考となる事例がないため、殆ど全てを現地対策本部で検討し、決定していきました。
加えて、そうした危険な任務に携わって下さった皆さんや、支援のために力を貸して下さった各府省庁や長野県、岐阜県の皆様にも感謝です。
この厳しい経験が私を大きく変えました。
そして、この現地対策本部の経験が、現在は好事例として教えられていると仄聞しています。
これからも災害に強い国づくりは私のライフワークです。決意を新たに、頑張ります。
※写真は当時の現地対策本部の様子、山頂まで登山が許された際の慰霊登山の様子、西日本豪雨災害で民間ボランティアで参加した時の様子です。

PAGE TOP