活動報告

法律ができるまで

法律ができるまでの過程で、
国会の役割
政府の役割
党の役割
が分かりにくいという声を頂戴します。
そこで、簡単に整理をしてみたいと思います。尚、今回は最も法案数が多い内閣提出法案(いわゆる閣法)を例に取ります。また、党における審議のあり方はそれぞれ違いますので、自民党の例を示します。
①まずは各省において法案の準備(A法案とします)

②与党(自民党)にて審議
・政務調査会の下にある部会にて議論を経て、そこでの意見を取り入れてA‘法案に

・政調審議会、総務会を経て自民党として了承

③政府において閣議決定し、A‘法案を国会へ提出

④国会において議論
・衆議院(参議院)の担当委員会で議論、採決

・衆議院(参議院)の本会議で討論、採決

・参議院(衆議院)の担当委員会で議論、採決

・参議院(衆議院)の担当委員会で議論、採決によって成立!
※国会審議の上、更に修正される場合にはA“法として成立
※尚、今回は衆議院→参議院の順で議論される例としてますが、逆の場合もあります。
※議員立法の場合には法案が①と③のプロセスがないと思って頂ければと思います。
といった流れになります。
法案審議の流れを知ると、ニュースでも出てくる
<自民党>
・政務調査会
・部会
・総務会
<国会>
・委員会
・本会議
といった組織の事を理解できるのと同時に、法案がどのようは位置にいるのかもわかるのではないでしょうか。そして、各局面での議論を通じて、国民の皆様のご意見や自らの思いを法案や政策に反映させられるように頑張っています。これからも全力を尽くして参ります!

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